自衛隊の方々を講師に防災学習
最終更新日:2023年9月4日
8/31、奥尻町の防災訓練とタイアップして、防災学習を行いました。まず、高校生と一緒に竹田彰さんから30年前の南西沖地震のお話を聴きました。あらためて「防災」の大切さについて学び、防災無線を合図に避難訓練を実施しました。
その後、自衛隊函館地方協力本部より武田忠夫さん、江差地域事務所長の奥野司さんをお招きし、ワークショップと講話を実施しました。武田さんは南西沖地震のとき現役の自衛官として派遣された方であり、そのときの奥尻町の様子をごらんになった経験から、貴重なお話をうかがうことができました。まずは避難経路について、自衛官の目から見た、具体的な助言をいただきました。
新聞紙によるスリッパづくりと、ゴミ袋を利用した雨ガッパづくりの様子です。いざというとき、身近にあるものを使って簡単な道具を作ることができることを学びました。忘れないようにしよう!
4つのグループに分かれて、「避難所運営ゲーム」を実施しました。避難してきた方々の年齢や性別、病気や怪我の程度によってどこには「居場所」を決めなければなりません。避難してきた方々に少しでも快適に過ごしていただくために、どんな条件を優先しなければならないのか、中学生なりに真剣に考えていました。
最後は講話をいただきました。「災害」はいつか必ずやってくるものとして認識し、意識を高く持つことの重要性を学びました。
武田さん、奥野さん、本当にありがとうございました。