1年生 遠足まとめ 発表会
最終更新日:2022年4月19日
9月10日(金)に行われた1年生の遠足のまとめの発表会が9月15日(水)4時間目に行われました。黒板に書かれたポイントを押さえながら発表を頑張る姿が見られました。


若い子どものうちは「物覚えが早い」と感じました。学習したこと、説明を受けたことをまとめられていました。パワーポイントの内容もよく、動画入りなど様々な工夫が見られた発表でした。ほんとにびっくりです。



1人が説明を行い、1人がタブレット型PCを操作する。これを交代で操作しながら発表を行う方法で進められていました。


約12年間奥尻で生活してきて、奥尻のことを初めて知れた!という発表が多くありました。
地元に関心があってもいつでも行けると思えば足を運ばないことってあります。中学校1年生の時期に「奥尻を知れた!」ことは大きかったのではないかと思います。


北追岬の記念碑は世界的な彫刻家・流政之氏によって制作されたものです。公園内の彫刻を含め数千万円かけられている。とか、164段ある宮津弁天の階段を初めて登った。など発表がありました。


クイズ形式での発表や、津波館の敷地にある時空翔の土台は津波の第二波の高さだという説明や時空翔は7月12日には夕日が穴にはまるようになっているとか絶景についての説明もありました。


遠足でお世話になった学芸員さんをお招きして発表(プレゼン)を見ていただきました。感想の中に「もっともっと奥尻のことを知ってほしいので、木曜日と土曜日には歴史民俗資料展示室(稲穂ふれあい研修センター)へ足を運んでください。」とお誘いの言葉もありました。
学芸員さんに感謝の気持ちを込めて、遠足の写真集をプレゼントしました。



今の遠足の形になり、3年目になりました。「1年生で奥尻の良さを知る学習をし、2年生の宿泊研修で奥尻と島外(函館)の観光や歴史を比べる学習、調べる学習につなげる」また、「3年生の修学旅行でも同じことが言える。」ことやキャリア教育にもつながることも含め、今の3学年団の取り組みから始まりました。今年も遠足のまとめ発表会を見ていると良いできになり良かったと思います。
最後に校長先生からは「2学期はじめに校長先生が皆さんに伝えたことは何ですか?覚えていますかー?」の質問に「覚えてまーす!」と返ってきました。その答えは「表現力」でした。人前で話をすることは難しいことです。繰り返し何度も練習をして、自分のものにして発表できるようにするといいですね。という内容のお話しをしてもらいました。

ひと昔前は模造紙に書いての発表でした。これからはパワーポイントによる発表が増えることになります。発信する情報量が増え、複雑になってきています。昔も今も変わらないところはありますが、発信するためにはよりよい表現方法(力)が必要になってきています。「文字による表現」「言葉による表現」など解決のための表現。「説明しようとする態度」「問題に関わろうとする意欲や態度」などの学び合う表現を含めて、一つずつ一歩ずつ、子どもたちの「表現力」を行事や学習を通して2学期で少しでもつけさせたいと思います。今回のパワーポイントを使っての作業はとても素晴らしく、技術も上がってきています。1年生でこれだけ出来ていれば良い方だと思います。