8/31 避難訓練(地震・津波)
最終更新日:2022年4月19日
毎年、町主催で行われる避難訓練が8月31日に町内一斉に行われました。奥尻中学校でも町の避難訓練に合わせて行っています。想定被害:地震・津波・風水害(台風)・土砂災害など(警戒レベル3・4が発令された場合)の想定で行われます。町のサイレンと放送(地震)が入り、中学校もそれに合わせて校内放送が入ります。地震の対応を行います。次の町の放送(津波の恐れがある)で避難を開始します。津波警報が解除され終了となります。
その前に避難訓練の実施と意義、シェイクアウト訓練の方法を学びます。
1年生の授業『災害発生状況に応じたイメージトレーニングをしよう』
①ドロップ ②カバー ③ホールドオン実演訓練しました。



以下のケースのような状況でどのようなことが起きて、どのように行動したらようかを学習しました。調べ、意見を出し合いました。
①周囲の様子
地震発生時直後に、あなたの周りではどんなことが起きているでしょう。
②あなたの行動
地震で揺れているとき、あなたはどんな行動をとりますか?
ゆれがおさまってから、あなたはどんな行動をとりますか?


2年生の授業『災害を生き抜くためのライフライン代用品を作ろう』
2年生は非常時に使える、コップ、皿、スリッパなど折り紙をしました。


今回は新聞紙を使って作ってみました。



避難訓練は実際の災害から身を守るためだけではなく、紙で作った容器を紙袋やラップなどを被せて使うことで災害時にどんなメリットがあるかを考え、できた容器をどんな風に工夫して使えそうかを考えました。
3年生の授業『究極の選択クロスロード』
クロスロードとは、「分かれ道」のこと。災害時の対応を自らの問題として考えましょう。また、自分とは違う考えや価値観があることに気づき、実際に災害が起こった時に重要なとっさの判断力を身につけよう。



<ルール>
①グループの1人が、問題を読みあげる。
②問題の対応として、各自がYes(♡♢)かNo(♣♠)で自分の意見を示す。
③それぞれがそう判断した理由や考え方を述べる。
④友達を納得させられる意見を言えた人はゴールドカードをゲット。
最終的にゴールドカードが多い人の勝ち。


問題例1
あなたは食料担当の職員です。避難所には1000人が避難しているとの確かな情報が得られた。現時点で確保できた食糧は500食。以降の見通しは今のところなし。まず500食を配る?
Yes(配る) ・ No(配らない)
それぞれの学年で段階に応じて学習をしています。3年生の究極の選択は判断力を身に付けることができます。とても大切な時間になりました