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北海道教育委員会推進事業 「子どもの心に響く道德」

最終更新日:2021年4月21日

全校道德 
講師:長野・ソルトレイクシティーパラリンピック アルペンスキー 
    日本代表 田中 哲也 氏 
演題 「自信の可能性 ~努力と強い意志,あきらめなければ夢は叶う~」

 本校は,北海道教育委員会推進事業「子どもの心に響く道德」にて,元パラリンピック代表の田中哲也氏を招き,全校道德を実施することができました。


田中さんは大学時代,オートバイを運転していてカーブを曲りきれず,道路脇の標識に激突。
右足が大腿骨に取りつく関節の一部を残して完全に千切れ,身体は50メートル近くも飛ばされたそうです。
普通なら絶望的になりそうな境地ですが,右足がないことがわかったとき,
田中さんは「自分にしかできないことをやろう。日本代表となってパラリンピックに出場する!」ことを決意したとのことでした。
ここまでどうしてポジティブになれるんだろう?って思ってしまいますが,
田中さんは「マイナス思考や後悔に何の意味もない!ポジティブに夢に向かって努力し続けた方がずっといい!」という信念を貫いて一日,一日大切に精一杯生きているからということがお話を聞いてわかりました。

こうした状況を乗り越え,努力し続け,夢を叶えた田中さんが放つ言葉は全て実感が伝わり,重みがありました。
「夢を叶える最大の敵は『あきらめ』。あきらめないで,努力し続ければ夢は叶う」
「『失敗』っていうけど,それはいい経験。その経験があればあるほど強くなれる」
「『努力』「『素直』『感謝』を大切に!」

田中さんの経験に基づいた心に響くお話の後は,パラリンピック競技である「シッティング・バレー」を行いました。
田中さんの笑顔に引き込まれ,シッティングバレーも全校生徒全員が楽しく,田中さんとプレーすることができました。

最後に田中さんと全校生徒で記念写真を撮影しました。

 こうした貴重な機会を与えていただいた北海道教育委員会,そして遠路はるばる青森から奥尻まで来ていただいた田中哲也さん,誠に感謝いたします。子どもたちの心にもたくさん響くことがあったことは,子どもたちの姿・表情が物語っていました。本当にありがとうございました。

 


 

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