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中3・高1の合同授業(理科)12/15・19

最終更新日:2019年2月3日

12月15日に、奥尻高等学校との連携型中高一貫教育の取組として中3・高1の理科の合同授業を実施しました。授業のテーマは「食物連鎖」で、フクロウのペレットを調べて、何をえさにしていたのかを調べる内容でした。

※ペレット:鳥類が小動物などを丸飲みして、消化できなかったものの塊のこと。鳥が食べた小動物の骨や羽毛、くちばし、爪の他、昆虫などの外骨格も含まれる。食べてから6~10時間程度かけて砂嚢という器官でつくられ、最後は吐き出される。自然の林などに落ちているペレットはウイルスなどが付着している危険性もあるが、今回は教材として販売されている殺菌済みのペレットを使用。

まず、フクロウの生態について高校1年生が調べた内容を聞いてから実験開始です。

フクロウのえさや、消化器官、ペレットのできかたなどを知りました。

これが、アルミ箔の中に入っていたペレット。


グループごとにペレットを分解しながら、含まれている骨などを取り出していきます。


取り出した骨が、どの動物の・どの部位かを推測しながら作業を進めていきました。


最後は、取り出した骨を分類表に当てはめて同定していきます。


授業終了まで、真剣に作業していた生徒たちの姿が印象的でした。


12月19日に、前回の続きの授業が行われました。前回取り出した骨を分類表に当てはめて同定し、それぞれの骨の個数を数え、フクロウがどのような生物を・何匹食べたのかを推測しました。


ネズミの骨がどの班も多かったようです。複数の動物の骨が一部ずつ見られるのは、吐き出すペレットは、毎日色々な小動物を食べている(丸飲みした)ものの一部だからだそうです。




 

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