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一人ひとりが脱炭素に向けて身近な取組から始めてみませんか?

最終更新日:2023年11月28日

  

 

ゼロカーボンアクション30に取り組みませんか?


 近年、地球温暖化を起因とする気候変動は、世界中の人々や生態系に影響を与える深刻な問題となっています。
 この問題を解決するため、日本は令和2年10月に「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、脱炭素社会の実現を目指す」ことを国会で宣言しました。
 奥尻町においても令和4年12月に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、町が目指す脱炭素のまちづくりを「サスティナブル・アイランド奥尻」事業として実施しています。
 環境省では、衣食住、移動や買い物など日常生活で取り組める脱炭素の行動を「ゼロカーボンアクション30」として整理しています。脱炭素社会の実現には、一人ひとりのライフスタイルを脱炭素型へと転換していくことが必要です。ぜひ、できることから取り組んでみましょう!
 


「ゼロカーボンアクション30」の具体的なアクションリスト



 アクション            暮らしのメリット              年間のCO2削減量         
1 再エネ電気への
切り替え
・WEBやスマートフォン等で簡単に切り替えができます。
・太陽光発電の導入で地域の補助金を受けられる場合があります。
・再エネ電気を共同購入すると、単独で契約するよりも安く
 再エネ電気を使える場合があります。
・1,232kg/人
現在の1世帯の電力消費量等から算出
2 クールビズ
ウォームビズ
・気候に合わせた服装で、仕事の効率がアップします。
・新たな働き方にあわせた服装で、リラックスして仕事ができます。
・過度な冷房使用を見直すことで、家族の健康
(体温調節機能の維持)にもつながります。
・19kg/人
冷房の設定温度を今よりも1℃高く、暖房の設定温度を今よりも1℃低く
変更した場合
3 節電 ・こまめなスイッチオフは、光熱費を節約できます。
・こまめに電気製品のプラグを抜くことは、漏電による火災などの
事故防止にも。
・エアコン26kg/台
使用時間を1日1時間短くした場合
4 節水 ・節水をすると、上下水道費の節約につながります。 ・11kg/世帯
水使用量を約2割削減した場合
5 省エネ家電の導入 ・電気代が節約できます。
・新しい省エネ家電は便利な機能も向上しているため
生活もより快適に。
・「しんきゅうさん」では、省エネ製品に買換えた場合に、電気代や
CO₂排出量がどれだけ削減できるかわかります。
・冷蔵庫 163kg/世帯
冷蔵庫を10~14年程度前の製品から
最新型の製品に買い換えた場合
6 宅配サービスをできるだけ一回で受け取る ・置き配や宅配ボックス等を活用すると、都合のよい時間に
非接触で安心して受け取れます。
・荷物の問い合わせや配達状況の確認ができるアプリを活用すると
再配達が減り、自分の時間も有効に使えます。
・7kg/人
年間72個(月6個程度)の宅配便を、全て1回で受け取った場合
7 消費エネルギーの
見える化
・30分ごと(スマートメーターの場合)の電力使用量がわかるので、
省エネの実感や光熱費の節約にもつながります。
・HEMSとつなぐことで、遠隔地からの機器のオンオフ制御や、温度や 時間などの自動制御、使用状況に応じた省エネアドバイスを受けることなどが可能になります。どの家電を、どのように使うと、どのくらい電力を使うのかなどがよくわかります。
・59kg/人
家庭の消費エネルギーを3%削減した場合
8 太陽光パネル
の設置
・年間の電気代の削減ができます。
・自家発電することで、余剰分を売電することも可能です。
・1,275kg/人
太陽光発電した場合に削減
できるCO₂排出量
9 ZEH(ゼッチ) ・健康で快適な室内環境を保ちながら遮音・防音効果の向上も
期待できます。
・災害時に停電を避けられたり、電気自動車へ充電もできます。
・3,543kg/戸
戸建住宅をZEHに変更した
場合
10 省エネリフォーム窓や壁等の断熱
リフォーム
・断熱性・機密性の向上で、冷暖房費を抑えられます。
・廊下や脱衣所など部屋間の室温差をなくすことで、体への
負担を減らすことができます。

・断熱リフォーム142kg/世帯
平均的な断熱材から断熱等性能等級4に変更した場合

・窓の断熱 47kg/世帯
二重窓に取り替えた場合

11 蓄電池(EV・車載の蓄電池)・畜エネ給湯器の導入・設置 ・貯めた電気やエネルギーを有効活用することで
光熱費の節約や災害対応力の向上に繋がります。
・自然災害などに、非常用電源として備えておくと安心です。
・121kg/人
ガス・石油給湯器をヒート
ポンプ式給湯器に置き換えた場合
12 暮らしに木を
取り入れる
・木のもつ調湿作用などは、快適な室内環境につながります。
・木をつかうことで、植林や間伐等の森林の手入れにも貢献できます。
・暮らしに木材を取り入れることで、木の持つ素材感ならではの
温かみを感じられます。
・34kg/戸
一般住宅を国産木材で建てた場合
13 分譲も賃貸も
省エネ物件を選択
・省エネ性能の高い住宅に住むことで、健康で快適に過ごすこと
ができ、家賃以外の毎月のガス代・電気代がお得になります。
・2,009kg/世帯
集合住宅をZEH-Mに変更した場合
14 働き方の工夫 ・通勤や出張による移動時間・費用の削減ができます。
・移動時間の節約で、時間の有効活用ができます。
・人との接触や密の状態を避けられます。
・職住近接や二拠点居住、ワーケーションなどが選択肢に加わり、
働き方や住まい方が多様化します。
・279kg/人
通勤にかかる移動距離がゼロになった場合
15 スマートムーブ ・近い距離はできるだけ歩いたり自転車に乗るようにすると
健康的な生活にもつながります。
・自動車は、発進するときに約4割の燃料を使います。発進するときの「ふんわりアクセル」など、エコドライブをすると、燃料代を削減でき、同乗者も安心できる安全な運転になります。

・モーダルシフト
都市内プライベート410kg/人
通勤・通学以外の目的のための都市部での自動車移動がバス・電車・自転車に置き換えられた場合
通勤時243kg/人
通勤・通学のための都市部での自動車移動がバス・電車・自転車に置き換えられた場合

・エコドライブ148kg/人
エコドライブで燃費が20%改善された場合
カーシェアリング213kg/人
自家用車がカーシェアリングに置き換えられた場合

16 ゼロカーボン
ドライブ
・燃料代のコスト削減が望めます。
・キャンプや災害時などに電源としての活用も可能です。

・電気自動車(通常電力充電)
242kg/人
電気自動車を通常の電力で充電して
使用した場合

・電気自動車(再エネ充電)
467kg/人
電気自動車を再生可能エネルギーで
充電して使用した場合

17 食事を食べ残さない ・食べ残しの持ち帰り(mottECO)が可能であれば、廃棄も減らせる上に、次の食事として食べることで食費の面でもおトクです。
・適量の注文により、食事代を節約できます。
・54kg/人
家庭と外食の食品ロスがゼロになった場合
18 食材の買い物や保存等での食品ロス削減の工夫 ・食べられる分だけを買うことによって、食べ過ぎを回避し、
食費の節約にもつながります。冷蔵庫への食品詰め過ぎないことで、
冷えやすく、節電にもつながります。
・生ごみ処理の手間が減らせます。
・54kg/人
家庭と外食の食品ロスがゼロになった場合
19 旬の食材、地元の
食材でつくった菜食を取り入れた健康な食生活
・旬の食材はおいしく、栄養価が高く、新鮮な状態で食べることが
できます。
・食を通じて、季節感や地域の気候風土を感じることもできます。

・地産地消8kg/人
一部の野菜・果物を地産地消した場合

・旬の食材36kg/人
一部の野菜を温室栽培から露地栽培とした場合

20 自宅でコンポスト ・作成したたい肥は家庭菜園やガーデニングに活用できます。
・生ごみを捨てる手間が省けます。
・18kg/世帯
生ごみを可燃ごみとして処理せずに、
コンポスト等で堆肥化した場合
21 今持っている服を長く大切に着る ・衣類をすぐ買い替えないことで無駄遣いの防止にもつながります。
・ものを大切にする意識を持つきっかけをつくります。
・194kg/人
衣類の購入量を1/4程度にした場合
22 長く着られる服をじっくり選ぶ ・衣類をすぐ買い替えないことで無駄遣いの防止にもつながります。
・ ものを大切にする意識を持つきっかけをつくります。
・194kg/人
衣類の購入量を1/4程度にした場合
23 環境に配慮した服を選ぶ ・洋服が作成されるまでのストーリーを楽しむことができます。
・リサイクル・リユース素材を使った衣類を選ぶことで、地球温暖化対策抑制に取り組む企業への応援にもなります。
・29kg/人
1年間に購入する服の10%(1.8枚)を
リサイクル素材を使った服にした場合
24 使い捨てプラスチックの使用をなるべく減らす。
マイバッグ・
マイボトル等を使う
・自分の好きなおしゃれなバッグや容器を楽しめます。
・海洋汚染などの環境負荷を軽減し、生態系を守ることで自分たちの
生活をプラスチック汚染から守ることができます。

・マイボトルの活用4kg/人
使い捨てのペットボトル(500ml)をステンレス製のマイボトルに置き換え、年間30回、5年利用した場合

・マイバックの活用1kg/人
年間300枚のレジ袋を、ポリエステル製のマイバッグ(3枚)に代替した場合

25 修理や補修をする ・親から子へ世代を超えて同じものを共有することも可能です。
・キズや汚れからすぐものを捨てる習慣を、リメイクして大切に使う習慣に変えることで、新しいものを購入するコストを削減できます。
・ホビー製品を長く使う113kg/人
・家電製品を長く使う45kg/人
・アクセサリーを長く使う32kg/人
・家具を長く使う29kg/人
ホビー、家電、アクセサリーの購入が1/4程度になり、家具は壊れたり汚れた時だけに廃棄・購入した場合
26 フリマ・
シェアリング
・購入・維持費用の節約にもなります。
・廃棄コストがかからず、逆に収入になることもあります。
・40kg/人
1年間に購入する服の10%(1.8枚)をフリマで購入した場合
27 ごみの分別処理 ・自治体によっては資源回収への協力による協力金やポイント還元等を
受け取ることもできます。
・回収された資源ごみから梱包資材など日常生活に欠かせないリサイクル製品を作り出すことができます。
・4kg/人
家庭から出る容器包装プラスチックを全て分別してリサイクルした場合
28 脱炭素型の製品・
サービスの選択
・廃棄時に分別が楽な商品もあります。
・環境に配慮する製品やサービスの供給量が増え、商品の多様化・価格低減化につながります。
・環境に配慮する企業を応援できます。
・0.03kg/人
年間で使用する洗剤(2,800ml)のうち、本体購入を年1本として、それ以外を詰替製品にした場合
29 個人のESG投資 ・環境に配慮する企業が増加し、脱炭素社会につながります。
・ESG投資増加で環境に配慮する企業の業績が良くなり、より環境問題に取り組みやすくなる可能性が高まります。
30 植林やごみ拾い等の活動 ・環境を大事にする気持ちを行動で表せます。
・脱炭素アクションの取組を発信・シェアすることで取組の輪を広める
ことができます!
・0.8kg/本
木を1本植林した場合


 【出典】
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/zc-action30/(環境省ホームページ)


お問い合わせ

ゼロカーボン推進課
電話:01397-2-3410
FAX:01397-2-3445

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