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木質バイオマス

最終更新日:2024年12月27日

奥尻町の木質バイオマス事業を紹介します


奥尻島は島の面積の約78%が森林で、緑に恵まれた島です。
 戦後、人の手で植えられた「人工林」について、林業の衰退から、間伐などの手入れ不足が顕著に表れ、森林の荒廃が懸念されていました。
 また、林業衰退の主な原因は、島内に木材需要が少なくなり、島外に需要を求めても、フェリー輸送経費により経済的に成り立たないことが主な原因です。
 現状を打開するため、「おくしり木質バイオマス利用推進協議会」を立ち上げ検討を重ねてまいりました。
 検討結果として、「島で製材しコンパクトな状態で出荷する。」「製材過程で出る製材端材は島の中でバイオマスエネルギーとして使う。」(製材端材は丸太の約6割)という森林資源のフル活用をしながら荒廃した森林の整備を目指すこととしました。

 このことにより、国の補助を受け、平成25年に青苗小学校、平成26年に奥尻小学校、令和6年に奥尻町総合庁舎へ木質バイオマスボイラーを導入し、暖房として利用しています。
 奥尻の木質バイオマス事業は、離島という特殊な環境で、島の中で作り、使うことのできる再生可能エネルギーです。


木質バイオマス施設を見学してみませんか。
下記担当にお気軽にお問い合わせ下さい。

青苗小学校・奥尻小学校とも視察可能(無料)
チップ工場(無料:チップ製造体験可)

お問い合わせ

産業振興課農林係
電話:01397-2-3406
FAX:01397-2-3139

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