土砂災害警戒区域等の指定について
最終更新日:2023年4月2日
土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(土砂災害防止法)
この法律は、土砂災害から住民の生命を守るため、土砂災害の恐れのある区域を指定し、危険箇所の周知・警戒避難体制の整備・住宅地の新規立地の抑制・既存住宅の移転促進等のソフト対策を推進するために制定された法律で「急傾斜地」/「土石流」/「地すべり」の危険箇所を把握し、指定するものです。
土砂災害警戒区域等の指定
警戒区域等の指定は都道府県(北海道)が市町村長の同意を得て指定します。
北海道では斜面や崖などの基礎調査を行い、市町村の協力を得て住民への説明会を開催しています。
奥尻町の土砂災害警戒区域等に関する情報
奥尻町内で令和4年2月末現在、土砂災害警戒区域等に指定された箇所は92箇所です。(基礎調査完了箇所数99箇所)全国各地で土砂災害による甚大な被害が発生している状況から、基礎調査が完了した地区や各町内会単位で順次住民説明会を開催し、危険と判断された箇所について速やかに土砂災害警戒区域等に指定したいとしています。
★北海道土砂災害警戒情報システム「土砂災害警戒区域等の指定状況」(外部サイト)
・急傾斜地→「茶色」、 ・土石流→「桃色」、 ・地すべり→「水色」
※急傾斜地の一部を除き、色分け箇所は実施測量をしていないため測量後に区域が修正される場合があります。
土砂災害に備えるための関連情報
奥尻町では平成5年に北海道南西沖地震の震災を経験し、その教訓から住民
の津波防災に対する意識が高い町として広く認識されています。
しかし、地震による津波災害だけが災害ではなく、災害の頻度としては全国的
に見ても台風や土砂災害等の方が圧倒的に多く、まちの防災や減災を考える中で
これらに備えることの重要性について再確認する必要があります。
特に地域住民におかれましては、町が発表する「避難準備・高齢者等避難開始」や「避難勧告」・「避難指示(緊急)」などにとらわれず、身の危険を感じたときは自主的な判断により早めの行動をとることが減災に繋がる重要な考え方とされています。
日頃から準備はしっかり整え、色々な災害から自身や家族・財産を守れるよう、次のファイルを参考に各自で備えて下さい。
★ 土砂災害から身を守るための関連情報(PDF・658KB)
(関連リンク)
北海道土砂災害警戒情報システム
お問い合わせ
地域政策課情報防災係
電話:01397-2-3402
FAX:01397-2-3445