奥尻発電所
最終更新日:2013年11月29日
■奥尻島の発電所の歴史奥尻島の発電所の歴史は大正15年までさかのぼり、 畝本(うねもと)久四郎氏が、自家用の水力発電所を 「 塩釜川 」 に設置したところから始まります。 ( 発電機出力などの詳細は不明 ) 【 その後のできごと 】 ・ 昭和26年8月1日 「 奥尻電気消費生活協同組合 」 設立 鍋釣発電所:水力 45kW ( 昭和38年廃止 ) 富士川発電所:水力 60kW ( 昭和337年廃止 ) ・ 昭和26年8月1日 「 青苗電気消費生活協同組合 」 設立 青苗発電所:火力 75kW ( 昭和38年廃止 ) ・ 昭和27年1月1日 「 稲穂電気消費生活協同組合 」 設立 稲穂発電所:火力 60kW ( 昭和37年廃止 ) ・ 昭和36年3月 「 奥尻村電気利用漁業協同組合 」 を設立 奥尻 ・ 青苗 ・ 稲穂地区の3つの電気消費生活協同組合が合 併、ホヤ石川発電所:水力 170kW ・ 昭和37年 「 大岩生発電所 」 運転開始 水力 200kw ( 昭和57年廃止 ) ・ 昭和40年10月 「 奥尻第一発電所 」 運転開始 内燃力3号機 200kW ・ 昭和42年9月1日 「 奥尻発電所 」 として運転開始 内燃力2号機 500kW ・ 昭和43年 「 1号機増設 」 内燃力 500kW ・ 昭和45年 「 奥尻発電所増築 ・ 4号機増設 」 内燃力 500kW ・ 昭和48年4月 「 北海道電力株式会社 」へ設備を移管 発電所長、技術指導員の2名が常駐し、発電所の運転 ・ 保守 業務は、奥尻町役場電政課に委託される ・ 昭和52年 「 5号機増設 」 内燃力 750kW ・ 平成2年 「 6号機増設 」 内燃力 750kW ・ 平成9年 「 7号機増設 」 内燃力 1,000kW 技術指導員が現地常駐引上げ ・ 平成13年3月 発電所長が現地常駐引上げ ・ 平成16年11月 電力卸売供給事業者参入 1,210kW 発電供給開始 ・ 平成22年 「3・4号機除却 」 内燃力 700kW(3号機200kw、4号機500kw) ・ 平成22年12月 「 8号機増設 」 内燃力 750kW ・ 平成25年8月 「1・2号機除却 」 内燃力 1000kW(1号機500kw、2号機500kw) ・ 平成25年11月 「 9号機増設 」 内燃力 750kW ■ 奥尻発電所の概要奥尻町には、奥尻発電所(内燃力 4,000kW)、ホヤ石川発電所(水力 170kW)、IPP ( 電力卸売供給事業者 ) 発電所 ( 内燃力 1,210kW ) の3つの施設があり、合計5,380kW ( 最大 ) の電力供給が可能です。発電所の運営 ・ 保守業務は、現在も奥尻町が受託しており、組織として 「発電課」 を設置し、24時間体制で、内燃力発電所 ・ 水力発電の運転監視 ・ 保守業務を行なっています。 ホヤ石川発電所は、奥尻発電所からの遠方監視と制御装置で運転 ・ 監視を行なっています。 ■ 奥尻発電所の設備の概要 |
![]() 奥尻発電所の外観
![]() 発電所の設備の一部
![]() IPP発電所の外観
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