奥尻島の自然環境
最終更新日:2023年8月30日
●奥尻島の土地●
奥尻島の土地の総面積は142.99平方キロメートルで、その地目別の内訳は次のとおりです。
(1)山 林 約71.4パーセント
(2)原 野 約19.6パーセント
(3)牧 場 約 2.9パーセント
(4)畑 約 2.0パーセント
(5)その他 約 2.0パーセント
(6)田 約 1.0パーセント
(7)雑種地 約 0.6パーセント
(8)宅 地 約 0.5パーセント
この内訳を見てもわかるとおり、そのほとんどが山林で占められ、また、この山林の約60パーセント以上はブナの原生林で覆われています。
ブナの山は保水力が高いため、水の豊富な島として北海道内の離島で唯一稲作を営むとともに、河川の水が涸れることはほとんどありません。
なお、宅地は全体のわずか0.5パーセントにしか過ぎません。
●奥尻島の山岳ベスト3●
■第1位■ 神 威 山
奥尻島で1番高い山で、海抜584.5メートル。
頂上には航空自衛隊のレーダー基地がある。
■第2位■ 勝 澗 山
2番目に高い山で、海抜427.7メートル。
パーライトが採掘されている。
■第3位■ 球 島 山
3番目に高い山で、海抜369.3メートル。
頂上は展望台として人気の場所である。