海や山での安全対策
最終更新日:2023年8月30日
夏は、海や山などの大自然と触れ合う絶好の季節です。
一方、そうした場所でけがをしたり命を落としたりする事故も、1年の中で最も多く発生しています。
この夏、海水浴やキャンプ、ハイキングなどを計画している方は、しっかり安全対策をしてから出掛けましょう。
海や川での水遊びなど、とくに子どもたちにとってはワクワクする季節の到来ですがこの時期は水の事故で負傷や死亡する方が多発します。
例年の水難事故のデータをみると、発生件数、水難者数ともに全国で1千の大台を超え、どちらも1年間の約半分がこの時期(7~8月)に集中し、そのうち約半数近くが尊い命を失っているのです。
なかでも、中学生以下の割合は約26パーセントと高くなっています。
水難事故の発生件数は年々全体的に増加し、とくに行方不明者や負傷者が倍増するなど、交通事故と同じくらいの子どもたちが水難事故の犠牲となっています。
海や川などでの水難は直接命にかかわることが多いので、この季節にもう一度家族みなさんでチェックポイントを確認しておきましょう。
《 安全対策のポイント 》
1.悪天候のときは泳がない、沖に出ない
2.泳ぐ前はしっかり準備運動
◆遊泳中に溺れたりしないよう、準備運動は不可欠です。
3.お酒を飲んだら泳がない
◆お酒を飲んで海に入ると心臓マヒを起こしたり、溺れたり
する事故につながりやすくなります。
4.遊泳禁止区域では泳がない
◆河口付近など遊泳禁止区域となっている場所は、急に深
みがあるなど危険です。
5.水上オートバイなどは安全運転を
◆水上オートバイやモーターボートは安全運転しましょう。
とくに、海水浴場には乗り入れないでください。
そのうち滑落や凍死などで約50名が命を落とし、約150名が重傷や軽傷を負っているなど、冬山の登山などと比べてみても決して夏山の事故は少なくなく、あなどれないのです。
近年はキャンプなどのレジャーだけでなく、山菜採りなどでも山に入る方が多くなりましたが、山を甘くみてはいけませんので、十分な心構えと注意が必要です。
《 安全対策のポイント 》
1.キャンプ等計画書の作成を
◆キャンプやハイキング、登山、山菜採りなどの計画書は、
万一の際の捜索手掛かりになりますので、きちんとした計
画をたてましょう
2.携帯電話などの通信手段を
◆万一の事故などの際に助けを呼べるように、携帯電話や
無線などの通信手段を携帯してください
3.経験や技術、体力に合ったキャンプを
◆無理なコンディションでのキャンプは時として命にかかわ
る事故になりますので、体調を整えて、自分の体力や技
術に合った無理のない行動をしましょう
4.気象判断は確実に
◆山の天候は変わりやすく夏でも気温が低くなりますので、
天気予報に注意し、雨具などの装備を万全にしましょう
一方、そうした場所でけがをしたり命を落としたりする事故も、1年の中で最も多く発生しています。
この夏、海水浴やキャンプ、ハイキングなどを計画している方は、しっかり安全対策をしてから出掛けましょう。
海の事故は命にかかわる
海や川での水遊びなど、とくに子どもたちにとってはワクワクする季節の到来ですがこの時期は水の事故で負傷や死亡する方が多発します。
例年の水難事故のデータをみると、発生件数、水難者数ともに全国で1千の大台を超え、どちらも1年間の約半分がこの時期(7~8月)に集中し、そのうち約半数近くが尊い命を失っているのです。
なかでも、中学生以下の割合は約26パーセントと高くなっています。
水難事故の発生件数は年々全体的に増加し、とくに行方不明者や負傷者が倍増するなど、交通事故と同じくらいの子どもたちが水難事故の犠牲となっています。
海や川などでの水難は直接命にかかわることが多いので、この季節にもう一度家族みなさんでチェックポイントを確認しておきましょう。
《 安全対策のポイント 》
1.悪天候のときは泳がない、沖に出ない
2.泳ぐ前はしっかり準備運動
◆遊泳中に溺れたりしないよう、準備運動は不可欠です。
3.お酒を飲んだら泳がない
◆お酒を飲んで海に入ると心臓マヒを起こしたり、溺れたり
する事故につながりやすくなります。
4.遊泳禁止区域では泳がない
◆河口付近など遊泳禁止区域となっている場所は、急に深
みがあるなど危険です。
5.水上オートバイなどは安全運転を
◆水上オートバイやモーターボートは安全運転しましょう。
とくに、海水浴場には乗り入れないでください。
山だって危険、甘くない
海や川ほど危険性はないと思いがちの山ですが、例年、全国の夏季(7~8月)における山での遭難者は平均300人以上にものぼっています。そのうち滑落や凍死などで約50名が命を落とし、約150名が重傷や軽傷を負っているなど、冬山の登山などと比べてみても決して夏山の事故は少なくなく、あなどれないのです。
近年はキャンプなどのレジャーだけでなく、山菜採りなどでも山に入る方が多くなりましたが、山を甘くみてはいけませんので、十分な心構えと注意が必要です。
《 安全対策のポイント 》
1.キャンプ等計画書の作成を
◆キャンプやハイキング、登山、山菜採りなどの計画書は、
万一の際の捜索手掛かりになりますので、きちんとした計
画をたてましょう
2.携帯電話などの通信手段を
◆万一の事故などの際に助けを呼べるように、携帯電話や
無線などの通信手段を携帯してください
3.経験や技術、体力に合ったキャンプを
◆無理なコンディションでのキャンプは時として命にかかわ
る事故になりますので、体調を整えて、自分の体力や技
術に合った無理のない行動をしましょう
4.気象判断は確実に
◆山の天候は変わりやすく夏でも気温が低くなりますので、
天気予報に注意し、雨具などの装備を万全にしましょう