津波への備え
最終更新日:2023年8月30日
奥尻島周辺は典型的な地震 → 津波の危険地帯
奥尻町では過去に、 「 日本海中部沖地震 」(昭和58年) と 「 北海道南西沖地震 」(平成5年) 災害により発生した津波で、大きな被害を受けました。とくに 「 北海道南西沖地震 」 では、29メートルとも31メートルともいわれる信じられない大津波が来襲し、多くの人的被害と壊滅的な被害を受けました。
この被災体験をもとに、津波に対する注意事項などをご紹介しますので、地震の対処方法とあわせて確認しておきましょう。
●●● 地震が起きたら ●●●
津波は地震の規模に関係なく発生する
津波は小規模の地震でも発生します。とくに、奥尻町のような地域では、 「 地震 = 津波 」 を連想すべきです。地震が起きたらすぐに避難できるように準備しましょう。海岸 ・ 河川の近くは危険
海岸付近で地震に遭遇したら、速やかに高台に避難しましょう。青苗漁港には「人工地盤望海橋」が整備されているので、避難路として活用できます。また、「船が心配」として港や船揚場に船を見に行くことは危険ですので、絶対にやめましょう。「日本海中部沖地震」や「北海道南西沖地震」では、船を見に行って被災した例もありました。
南西沖地震で津波は 「 車ごと 」 さらった
自動車道路は海岸沿いが多く、地震発生時に車で逃げることは自殺行為だと認識すべきです。また、車による避難は道路をふさぎ、他の避難者のスムーズな避難を阻害します。警報解除までは自宅に戻らない
警報解除までは津波の危険ゾーンです。「北海道南西沖地震」では貴重品を取りに戻ろうとして被災した例もありました。お問い合わせ
地域政策課情報防災係
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FAX:01397-2-3445