教科横断合同授業を実施しています
最終更新日:2023年9月17日
9月15日(金)に教科横断型合同授業を実施しました。教科横断合同授業は令和4年度より開始したもので、各授業で培った知識・技能を別の科目で活用することによって、生徒の思考力・判断力・表現力を育むことを目的としています。
今回は、1年生の「現代の国語」×「英語コミュニケーションⅠ」の授業で行いました。「トランプで学ぼう日本語と英語の接続表現ー1文どうしの「つながり」を高めよう」の題で、接続詞について学びを深めました。日本語と英語の接続詞を比較しながら、実際にそれらを使ってみることによって、接続詞の使用方法の定着を促すことを目的としています。生徒は日本語と英語で書かれた機能の異なるそれぞれ6つの接続詞(そして、けれども、なぜなら、ところで、それで、それとも、and、but、because、by the way、so、or)が書かれたトランプから1枚取り、そこに書かれた接続詞を使って1文をグループ内で伝え合う活動を行いました。
生徒は日本語と英語を交互に使用しながら、メッセージを伝え合っていました。
生徒の感想は、「国語も英語も無関係ではないことを学んだ。たくさんの言葉があっても、意味は似ている。英語の授業でも、国語の授業でも関わりを見つけながら授業を受けたい」、「接続詞の意味や用法がわかったので、これからの日常でも違和感のないように使ってみようと思う。」、「日本語も英語も接続詞は同じなんだと思った。異なる言語を混ぜても会話は成り立つとわかった。他の接続詞も知りたくなった。」等の声がありました。
各教科で学習した内容は一見無関係のように見えても、必ずどこかでつながっています。それに気づくと、知識・技能がより一層深まるでしょう。教科横断合同授業は各授業で通年実施されています。皆さんも、是非各授業で学んだことが別のところで生かせないか考えてみてください。教員もそのように努めたいと思います。