中高ピアサポートトレーニング
最終更新日:2017年11月21日
2017年11月13日(月)連携型中高一貫教育の取組の一つである、仲間を支える力を身に付ける「ピアサポート・トレーニング」を奥尻中学校と奥尻高校合同で実施しました。奥尻高等学校1年生の加藤廣大と菅野速人が司会を務めました。
今回の目標は「お互いをよく知ろう!」でした。
まず最初に、「アウチ」であいさつしました。(20秒)
これはお互いの人差し指をくっつけて「アウチ」と言ってあいさつをする活動です。
次は「バースデーチェーン」。(2分)
声を出さずにジェスチャーのみでコミュニケーションをとり、誕生日の順番で輪になりました。
傾聴スキルを高める練習では、相手の話に対して、1回目は「うなずく」、2回目はレベルアップして「うなずく+相づちを打つ」スキルに取り組みました。相手が話しやすい雰囲気作りを学びました。(8分)
後半は「質問じゃんけん」や「他者紹介」を行いました。(10分)
まず「質問じゃんけん」(じゃんけんで勝った人が負けた人に質問)で、相手のことをたくさん知ります。
その後、「質問じゃんけん」で得た情報を使って、「他者紹介」を行いました。
最後の活動は「足し算トーク」。(8分)
グループで5本の指を使ってじゃんけんし、出された指の数を足して、下一桁の数字と同じ番号の質問に一人ずつ答えていきます。同じ質問でも、それぞれのエピソードや考え方が話されていて、とても盛り上がっていました。
最後にグループごとにリフレクションを行い、楽しかったことや難しかったっことなど今日の活動について発表し合いました。
奥尻町の連携型中高一貫教育では高校生が中学生を支援するメンタリングシステムを取り入れています。中学生がプログラムをスムーズに進めることができるように、支えてあげることを意識して取り組みました。
高校生がメンターとして中学生を指導・支援する取組をピア・サポートだけでなく、様々な場面で取り入れていきます。