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奥高吹奏楽部 函館地区アンコン、ソロコンW銀賞受賞

最終更新日:2019年9月26日

 奥高吹奏楽部は1月13日(日)に出場した「函館アンサンブルコンクール(アンコン)」を「函館地区管楽器個人コンクール(ソロコン)」で両方とも銀賞を受賞することができました。アンコンへの出場は、記念すべき「本校初」の出場となりました。演奏曲はアンコンが『春の牧歌』、ソロコンは『Rain after Hollyhock』です。

 ソロコンは、島留学生の1期生である2年菅野速人さんがテナーサックスで出場。難易度の高い曲に必死に向き合い、成果を得ることができました。また、審査員からは「輝かしい音色」との言葉をいただくことができました。本番の前日、他の部員に対して「アンコンの練習にあまり出られなくて申し訳ない、後悔のない演奏をしてきます!」と強くコメントしていました。演奏終了後は、「絶対銅賞だ」と弱気でしたが、結果をもらって一安心していました。ちなみに、菅野さんはアンコンにもアルトサックスで出場しています。

 アンコンでは、リハーサル室から他校のチームに圧倒され、舞台袖では全員の顔が凍り付いていました。ステージにあがって奥尻高校がコールされた後、演奏がなかなか始まらず、裏で待機していた顧問としても一瞬冷や汗をかきました。しかし演奏が始まると、これまで練習してきたそれぞれの課題点を落ち着いた演奏でクリアすることができ、夏のコンクールと比べても何倍もまとまった演奏をすることができました。演奏後、島留学生1年生片山さんが「最後、自分の音だけが会場に響いて、最高の気分だった」、同じく島留学生の2年部長加藤さんも「良いホールで良い演奏ができた、プロみたいな音色で演奏できた気がする」とコメント、本当に嬉しそうな様子でした。

  

 今回の大会出場に向けては、1月8日(火)から函館に現地集合し、本番前日まで合宿を組むことができました。宿泊費や楽器の運搬費には前年度いただいたクラウドファンディングの支援金を使わせていただきました。かなり負担の少ない合宿ができ、本当に感謝しております。部員はすでに次の夏のコンクーールとアンサンブルコンクールに出場したいというやる気に燃えています。個人で行っている練習も、非常に質が高くなってきました。そして何よりも、今回のことが、部員たちにとって最高の経験となったと思います。重ねて感謝申し上げます。これからも応援よろしくお願いします。

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