砥石(といし)遺跡

北海道最古の 『 集団墓地 』 か?

603基発見、約4,500年前のものと推定

 新しい奥尻空港の滑走路拡幅工事の際に発見された米岡地
区の 「 砥石 ( といし ) 遺跡 」 では、 今から約4,500年
のものと推定される 『 集団墓地 』 が発見され、専門家の
間では 『 北海道最古の集団墓地ではないか ? 』 と注目さ
れています。
 しかも確認された墓の跡は 603基 もあり、これだけ多くの
墓が集中していることから、ここがかつての共同墓地 ( 集団墓
地 ) であったことが伺えます。
 共同墓地というのは、多くの方たちが一つの場所を 「 墓地 」
と定めることによって成り立ちます。
 そのため当時の人たちは、ばらばらで暮らしていたのではな
く、共通の決まりをもった高度で複雑な社会がなければ、この
ような 「 墓地 」 は存在しません。
 大規模な集団墓地として 「 砥石遺跡 」 の墓地跡は、現時点
( 平成20年2月現在 ) では北海道で最も古いと考えられてい
ますが、それは今後の他町の発掘調査などとよく照合してみな
いと断定できないものです。
 でも、奥尻島では、古くからこのような高度で複雑な社会が維
持されていたことは、間違いのない事実です。

※この内容は、奥尻町教育委員会発行 「 ふるさと奥尻通信 」 ( 創刊号 = 奥尻町教育委員会主任学芸員 ・ 木村哲朗氏監修 ) を参考に紹介しています

現在の新奥尻空港の付近で砥石遺跡が発見

奥尻島は貴重な数々の遺跡が発見されている

お問い合わせ先

教育委員会事務局
電話:01397-2-3890
FAX:01397-2-3891

  • ページの先頭へ戻る