オホーツク文化

 はるか北方のサハリンに源流をもつ 「 オホーツク文化 」 が、ここ奥尻島にも及んでいたことを証明した青苗砂丘遺跡の発見。
 2002年(平成14年)に発掘調査された「 青苗砂丘遺跡 」 は、考古学の常識を大きく変える 「 発見 」 であると、全国の考古学関係者から注目されています。

 
それまで、道東や道北地域が活動の中心と考えられていた 「 オホーツク文化 」 の特徴をもつ数多くの土器や石器、住居跡や墓などが奥尻島で発見されたことは、北海道の文化圏の広がりを示したばかりでなく、奥尻島では本州の文化を色濃く受けた遺物も多数発見されていることから、日本海に浮かぶ奥尻島が日本列島南北の文化を結ぶ架け橋、文化の中継基地、文化交流の舞台として重要な拠点となっていたかも知れないのです。
 小さな島が海を介した交流によって発展し、異なる文化を結びつける要になったという事実は、歴史的にみても、シンガポール島や琉球王朝など数多く認められています。

 この 「 オホーツク文化 」 により、ここ奥尻島が、歴史的に見てきわめて重要な役割を果たしていたことが、実証されたのです。
このことが評価され、平成20年3月。青苗砂丘遺跡は北海道文化財(道史跡)に指定されました。

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