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AED(自動対外式除細動器)

最終更新日:2023年8月30日

■ AED(自動対外式除細動器)とは

 心臓の心室が小刻みに震え、全身に血液を送ることができなくなる心室細動などの致死性の不整脈の状態にある心臓に電気ショックを与え、正常な状態に戻す機器です。
 このAEDが奥尻消防署にも整備されました。

■ AEDを使用できる人について

 AEDを使用できる人は、これまで医師や救急救命士に限られていましたが、機器の改良や自動化などにより取り扱いが簡単となったことにより、平成16年7月から、救命という目的であれば一般の方も使用することができるようになりました。

■ AEDの使用方法について

 AEDは、以下のとおりとても簡単に操作をすることができます。
1.AEDに備付けの電極パッドを倒れている人の右胸と左脇腹に貼り付ける
2.電気ショックが必要かどうかをAEDが自動的に解析・判断
3.電気ショックが必要と判断されたらスイッチボタンを押す
 以上のように、操作に高度な専門知識が必要なく手軽に迅速に対応することができますので、今後の緊急時の救命率の向上が期待されています。

■ AEDの使用や心肺蘇生法の講習

 AEDと同様に緊急時の応急処置として重要なのが、心臓マッサージや人工呼吸などの心肺蘇生法です。心臓が停止し、呼吸が止まってしまった場合、心臓停止後3分を経過すると50パーセント呼吸停止後10分で同じく50パーセントと急速に蘇生率が低下します。
 このため、医師や救急救命士だけでなく、突然の事態に居合わせる機会が多い身近な一般の方も広くこの知識を身につけることが非常に重要です。
 奥尻消防署では、AEDの使用方法や心肺蘇生法の知識を普及させるため、希望される方や団体に対して救命講習を行っています。

お問い合わせ

AEDや心肺蘇生法などに関するお問い合わせ先
檜山広域行政組合 奥尻消防署
 電 話:01397-2-2047
 FAX:01397-2-3304

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