奥尻町の地震対策

 奥尻町では、平成5(1993)年7月12日に発生した北海道南西沖地震で甚大な被害を受けたことにより、当時の被害状況や教訓を基に様々な防災対策が実施されています。

地震対策

(1)防災行政無線

 震災前から運用されている防災行政無線放送施設の一部改修や機能強化を図り、防災における中核的システムとして現在稼動しています。
 役場庁舎に設置の親局及び奥尻消防署に設置の親局遠隔制御装置からの発信を中継する中継局が町内8箇所に整備され、町内の居住区全域を受信エリアとしています。
 また、町内の全世帯には、防災行政無線の戸別(家庭用)受信機が設置され、屋外拡声子局も町内の各所に計28箇所整備されており、屋内外への情報発信を可能にしています。
 この防災行政無線放送施設は、震災前はアナログ形式でありましたが、震災後に一部デジタル化や戸別受信機の改良が行われました。
防災行政無線施設親局の写真
役場庁舎内親局
防災行政無線施設屋外拡声子局の写真
屋外拡声子局
防災行政無線施設戸別受信機の写真
戸別(家庭用)受信機

 

(2)非常持出袋

 非常持出袋(救急避難用袋)は、北海道南西沖地震災害の際に、全国から寄せられた義援金の一部を使用し、平成6年に奥尻町の全世帯に配備しました。また、防災用のヘルメットも町民すべてに支給されています。
 持出袋の中身は、懐中電灯、乾パン、保存飲料水、ロープ、ろうそく、レジャーシートなど計21点を収納しています。
 また、地震災害に限らず、火災や風水害などによる避難の際にも役立つものであるため、防災訓練などを通じて避難時には必ず携帯するよう呼びかけています。

収納物品内訳(計21点)
手ぬぐい、ビニールバケツ、ポリ袋、缶入乾パン、ちり紙、缶入り飲料水、ハサミ、懐中電灯、ピンセット、ローソク、絆創膏、マッチ、ガーゼ、三角巾、脱脂綿、ロープ、レジャーシート、軍手、缶切、包帯、持出袋)

非常持出袋の写真
非常持出袋

(3)奥尻島防災ハンドブック

 同じく義援金の一部を使用して平成6年に作成し、町内の全世帯に配布しました。
 地震・津波だけでなく、風水害や火災などの災害について、日頃の備えや災害時の対応をわかりやすくまとめて掲載しています。

奥尻島防災ハンドブック表紙
奥尻島防災ハンドブック
ハンドブックのページの一部
ハンドブックの掲載内容(一部)
ハンドブックのページの一部
ハンドブックの掲載内容(一部)

 全編28ページからなるこのハンドブックは、地震や津波、風水害、火災などの災害に対する心構えや各避難施設の場所、連絡先、収容人員などもカラー刷りで掲載しています。
 

●下のリンクをクリックすると奥尻島防災ハンドブックの内容を見ることができます。 
奥尻島防災ハンドブック(PDF 3.85MB)
 

(4)災害時協定

 奥尻町では万一の災害時に備えて、町内の各商店と主要食糧である米、みそ・しょうゆなどの調味料、缶詰類の調達に関し「災害時における食糧品の売買に関する覚書」を交わしています。
  また、灯油・重油・プロパンガス・ガソリン・軽油などの燃料の調達に関しても、町内の燃料店と「災害時における燃料等の売買に関する覚書」を交わしています。
  さらに郵便局との協定により、災害時における道路情報の提供や郵便配達業務を通じて得た被災住民等の情報提供についても配慮されています。 

お問い合わせ先

総務課情報サービス係
電話:01397-2-3402
FAX:01397-2-3445

  • ページの先頭へ戻る