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1学年宿泊研修 速報①

最終更新日:2016年10月28日

  10月27日、奥尻高校1学年は2泊3日の宿泊研修へと出発いたしました。

出発が危ぶまれる予報ではありましたが、生徒や島の皆様の祈りが通じたのか無事に出発することができました。

江差港に到着した後はバスで函館へと向かい、北海道大学水産学部を見学させていただきました。

まずは見学をする前に、と学食で腹ごしらえです。



ちょうどお昼時だったということもあってか、食堂は大学生で賑わっていました。見学に来て早々、学ぶ人の多く集う大学という場所の空気を感じることができたことと思います。

昼食後には北大水産学部内を見学させていただきました。北海道大学水産学博士である井尻准教授とその研究室に所属する学生さんたちにキャンパス内を案内していただきました。

自分たちの研究室で取り組んでいる研究について、北大水産学部の他の研究室が取り組んでいる研究について、大学生活についてなどなど、貴重なお話をたくさん聞くことができました。



生徒たちも興味津々の様子です。

その後、水産学部で研究に使っている設備や生き物を実際に見せていただきました。普段では絶対に見ることのできないような研究設備や生き物を前にして生徒たちは目をキラキラさせていました。



生き物の水槽に興味津々な生徒たちの様子です。

また水槽だけでなく、世界的にも貴重な海洋生物の標本や骨の模型・剥製なども見学させていただきました。



高校1年生の秋、いよいよ進路活動が本格化し始める時期である生徒たちにとって、大学とはどのような場所なのかを知る大変貴重な機会になったと思います。

北海道大学水産学部のみなさん、お忙しい中貴重なお時間を割いていただき本当にありがとうございました。



北大水産学部を出発した後は、バスで宿泊場所であるふるる函館に向かいました。

到着後、16時から研修室にて勉強会を行いました。

勉強会ではまず最初に教頭より講話がありました。



勉強会といっても英単語を覚えたり数学の公式を暗記したり‥といった内容ではなく、どのような形で勉強に取り組んでいけばよいのか、そして勉強に取り組むことによってどのように世界が広がっていくのか、ということについてお話がありました。

その後は生徒たちを3つのグループに分け、「マシュマロチャレンジ」というアクティビティーに取り組みました。「マシュマロチャレンジ」とは、20本のパスタ、90cmの紐、90cmのテープ、ハサミ、そしてマシュマロを使い、18分間で自立可能でできる限り高いタワーを作るというアクティビティーです。ただし条件として、タワーの頂点にはマシュマロを刺さなければなりません。







アクティビティーに取り組んでいる様子です。

合計3回行い、3回目ではパスタのタワーを60cm以上の高さにまですることができた班もありました。この活動では計画(Plan) 実行(Do) 評価(Check) 改善(Act)のPDCAサイクルと呼ばれるものを学ぶ上で非常に有用だとされています。どれだけ失敗を恐れずにチャレンジをし続けられるのか、失敗を受けてどのように取り組みを改善していくのかを考える機会になったことと思います。

明日は道南食品株式会社での企業見学の後に函館市内での自主研修を行う予定となっております。1つでも多くの学びにつながる経験をできる1日になるよう明日も頑張っていきます!

以上、引率団からの現場報告でした。



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